オイル

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私たちの食生活に欠かせないもの、そのひとつが油です。

ただ、あまり知られていないようですが、油にも「いい油」と「悪い油」があります。健康のためには、いい油をとりたいですよね。

今回は「いい油」のお話しです。

 

 

日本以外では危険な「トランス脂肪酸」

 

アメリカの食品医薬品局は「2018年には、マーガリンなどトランス脂肪酸が多く含まれる加工植物油脂を原則禁止」としています。

ところが日本では、まだトランス脂肪酸の規制も表示義務も一切ありません。

これは業界側の事情があることと「日本人は、平均摂取量が少ない」とみなされていることから、内閣府委員会で表示義務提案も退けられています。

ただ、トランス脂肪酸は「心筋梗塞のリスクが1.3倍」となるなど、リスクは明らかにされています。

特に「マーガリン」「ファットスプレッド」「クリーム」は、一部の商品にトランス脂肪酸含有量が高いものがあり、注意が必要です。

 

ラード

 

 

 

 

おススメ!カラダにいい油2つ

 

カラダにいい油はいくつかありますが、2つだけあげるとしたら、①エゴマ油②魚油です。

① エゴマ油

油

エゴマというシソ科の植物、エゴマの種子を搾って作られる「エゴマ油」

一日の適量は小さじ一杯と少量です。これだけで、魚一切れに相当するαリノレン酸が含まれます。

酸化しやすいため加熱調理には向いていません。

そのため、そのままかけてドレッシングのかわりに使ったり、味噌汁に入れて飲んだりすると、毎日継続しやすいです。

暑い時期には、冷麺や冷しゃぶにかけてもよいですね。

 

② 魚油

魚

特に青魚は脳に良いDHAと、循環器系に良いEAPを多く含みます。

 

魚油は、健康に良い動物油脂ランキングの一位です。

脳機能の維持に作用するDHA、心臓などの循環器系に効果を示すEPAを直接摂取することができます。

DHAもEPAもすべての魚に含まれ、特に、青背の魚には多く含まれます。

動物性油脂には、血管を丈夫にする効果があり、年配の方ほど動物性脂肪を摂取したほうが良いですね。

 

 

 

 

カラダに良い油とは

 

「オメガ3系」をご存知ですか?これは、油の一種で「αリノレン酸」と「DHA・EPA」に分類されます。

オメガ3系は、体内で合成が出来ないため不足しがちになりがちですが、動脈硬化、認知症、ガン予防に効果があるといわれています。

このようにカラダに必要な上、体内でよい働きをする油を「良い油」と言います。

油は摂りすぎると肥満や動脈硬化になる一方で、良い油を適量摂取することで老化や生活習慣病を予防することができます。

身の回りの小さな改善を継続していくことが、大きな病気の予防につながります。ちょっとずつを毎日積み重ねていきましょう。

 

 

出典

文藝春秋「カラダにいい食事決定版 人生を変える!食の新常識」平成28年10月29日発行

 

佐藤祐造 医師

監修:佐藤祐造 医師

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名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長

 

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