コーヒー

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皆さんコーヒーはお好きですか?

 

もはや日本人にとって身近な存在であるコーヒーが

「糖尿病予防に良い!」

という話は聞いたことがあるでしょうか?

 

本記事では、「コーヒーが糖尿病予防に効果的って本当?」「どんなコーヒーを何杯飲んだらいいの?」など、

コーヒーと糖尿病予防に関する皆さんの疑問を解決していきたいと思います!

 

佐藤祐造 医師

監修:佐藤祐造 医師

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名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長

 

 

 

 

 

コーヒーで糖尿病予防ができるって本当?

 

答えは「本当!」です。

 

しかし全ての糖尿病に効果的というわけではなく、「2型糖尿病」にのみ有効です。

「2型糖尿病」とはどのような病気なのでしょうか?

 

 

そもそも糖尿病って?

 

糖尿病は、インスリンが十分に働かないことが原因で、血液中に流れるブドウ糖(血糖)が増えてしまう病気です。

インスリンは膵臓から出るホルモンであり、血糖を一定の範囲内に収める働きを持っています。

 

糖尿病にはいくつかの種類がありますが、

大きく分けると「1型糖尿病」、「2型糖尿病」、「その他特定の機序、疾患によるもの」、「妊娠糖尿病」の4種類です。

 

1型糖尿病では、膵臓からほとんどインスリンが出なくなることにより血糖値が上昇し、

生きるためにはインスリン注射による治療が必須となります。

 

2型糖尿病は、インスリンが出にくくなったり、インスリンが効きにくくなったりすることで血糖値が上昇します。

原因は遺伝の影響に加え、運動不足や食べすぎ、肥満などの環境的な影響があります。

 

全ての2型糖尿病の方の原因が生活習慣にあるわけではありませんが、

血糖値を望ましい範囲内の値にするためには、食事や生活習慣の見直しが非常に重要です!

 

 

「2型糖尿病予防」にはコーヒーが効果的!

 

「コーヒーが2型糖尿病予防に効果的である」という研究はいくつか発表されています。

 

国立国際医療研究センター糖尿病研究部の野田光彦部長らが2009年に発表した

4069歳の日本人約5万6,000人を対象とした「JPHC研究」によると、

コーヒーを飲む頻度が「週34杯」の人は、「ほとんど飲まない」人に比べて、

2型糖尿病にかかるリスクが男性では17%、女性では38%低下するという研究結果が出ています。

 

これは、コーヒーがもつリラックス効果が、

糖尿病発症の原因の一つである「ストレス」を緩和させるからではないか、と考えられています。

 

 

一日にどのくらい飲んでもいいの?

 

通常のコーヒーであれば、一日の摂取量は4~5杯までが適当な量です。

 

糖尿病の予防効果に期待できるコーヒーですが、飲みすぎには注意が必要となります。

 

コーヒーに含まれるカフェイン(平均1杯 [100mlの場合] 約60mg )を大量に摂取すると、

不眠症や神経症、心拍数の増加、高血圧、不整脈などの症状が引き起こされる場合があるのです。

 

欧州連合(EU)の欧州食品安全機関(EFSA)によると、

健康を維持するために望ましいカフェインの量は成人では1日400mg未満、

また1回の摂取量を200g以内に抑えるべきだという提言を公表しています。

 

 

ミルクや砂糖はいれてもいい?

 

まず、砂糖を入れるのはできる限りやめておきましょう!

砂糖の糖分は血糖値を上げる要因となりますので、極力入れずに飲むことをお勧めします!

 

ミルクを入れるときは一日の乳製品の目安量を参考にしましょう。

 

普通牛乳の一日の目安は180ml、低脂肪乳は240ml、ヨーグルトは180mlとされています。

ですので、一日に4杯のコーヒーを飲む場合、1杯あたり約45mlのミルクが適切な量といえます。

 

ただ、一日に摂取する乳製品は牛乳だけではない方がほとんどだと思うので、

他の乳製品の摂取量も考えて、バランスを考えてみてくださいね!

 

 

コーヒーフレッシュは乳製品ではない!

 

カフェやコンビニなど、コーヒーと共によく目にするミルクといえば「コーヒーフレッシュ」ですよね。

 

しかし「コーヒーフレッシュ」は実は乳製品ではないんです! 

 

主な成分は植物性油脂で、そこに水や乳化剤、着色料や香料などを混ぜたものが「コーヒーフレッシュ」なのです。

 

あまりたくさんのコーヒーフレッシュをコーヒーに入れるのは、

脂の摂りすぎに繋がってしまいますので、大量のフレッシュを入れるのはやめましょう。

 

 

 

 

糖尿病患者がコーヒーを飲めば体に良い影響がある?

 

答えはYESです。

 

九州大学の糖尿病研究室などが行っている「福岡県糖尿病患者データベース研究」によると、

2型糖尿病の人が緑茶とコーヒーを毎日飲むと、死亡リスクの低下につながるという研究結果が発表されました。

 

1日1杯以上の緑茶と2杯以上のコーヒーを飲むと、約5年間で死亡リスクが63%低下するということです。

 

また、コーヒーだけを飲んでいる人に絞ると、死亡リスクは、

1日1杯までは12%低く11杯では19%低いという結果が出ています。

 

さらに12杯以上では、死亡リスクは41%低くなります

 

また九州大学糖尿病研究室の研究者は「2型糖尿病に対して良い治療薬は増えてはいるが、

運動や食生活の見直しなど生活習慣の改善が治療の基本であることに変わりはありません」と、述べています。

 

この研究による結果は観察研究であるため、具体的な原因を特定することができませんが、

「緑茶やコーヒーを飲むことで死亡率のリスク低下に繋がること」は明らかとなっています。

 

さらに、糖尿病患者さんにとって懸念点となるのは血糖値への影響ですよね。

 

「死亡率のリスク低下に繋がる」というメリットをもちつつ、

コーヒーを飲むことで「血糖コントロールが乱れる可能性」もあるのです。

 

その原因となるのが「カフェイン」です。

カフェインは、インスリンを効きにくくし、血糖値を上昇させてしまいます。

 

そのため、1日に何杯もコーヒーを飲むと、血糖値の上昇を促すことに繋がり、

その上昇を何度も繰り返すことで血管への負担が大きくなり、合併症のリスクが高くなってしまいます。

 

糖尿病予防のためにコーヒーを飲みたいけど、カフェインを摂りすぎるのも良くない…。

 

そんな時は、カフェインの量を気にせずにコーヒーを楽しめる「カフェインレスコーヒー」がおすすめです!

 

こちらの『UCC おいしいカフェインレスコーヒー』は、ドリップ型コーヒーが50袋入っており、

137と、とてもお得においしいカフェインレスコーヒーを楽しむことができます。


また、たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2021でカフェインレスコーヒー部門1に選ばれ、

カフェインを気にする妊婦さんにも支持されている大変人気の商品です!

 

もちろん、カフェインレスのコーヒーでも普通のコーヒーと同じように予防効果があることは、

「予防医学」を専門とする古野純典教授の研究で明らかになっています。

(出典:http://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/health/doctor/74health

 

ぜひこちらのカフェインレスコーヒーで、おいしく楽しく糖尿病予防をしてみてはいかがでしょうか。

 

 

このように、コーヒーを飲むことで糖尿病予防に効果があるという研究はいくつも発表されています。

 

ですが、もちろんただコーヒーを飲むだけでは糖尿病を予防することはできません。

「コーヒー」を生活に上手に取り入れて、将来糖尿病にならないように生活習慣や食生活を見直してみてはいかがでしょうか?

 

 

出典

全日本コーヒー協会「カフェイン」

全日本コーヒー協会「コーヒーを飲む人は糖尿病になりにくい?」

糖尿病情報センター「糖尿病とは」

保健指導リソースガイド「コーヒーが糖尿病リスクを低下 コーヒーを飲むと血流が増加」 

Masayuki KatoPsychological factors, coffee and risk of diabetes mellitus among middle-aged Japanese: a population-based prospective study in the JPHC study cohort 

European Food Safety AuthorityCaffeine: EFSA estimates safe intakes