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佐藤祐造 医師

監修:佐藤祐造 医師

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名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長

 

今年のゴールデンウイークは、「オンライン帰省」だったり、「ステイホーム」で、子供も大人も少し運動不足な感じでしたね。

こういう時にこそ「コロナウイルスに効果あり」という食品が登場するととっても気になります。

 

ただ、とても残念なことに、

 

国の機関で健康食品や栄養療法についての各種情報提供などを行っている国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所からの報告では「現時点で、新型コロナウイルスに対する効果を示した食品・素材の情報は見当たりません。」

 

となっています。

 

実は、この中には、現在スーパーで売り切れ続出となっているある食品も、すでに検討されており、

「現時点では、予防効果を検討した報告は見当たらない」とされていて二度びっくりです。

 

検討された食品などは鉄やビタミンなどをはじめ16点。

結構たくさん調べてくれているのです。

その中に「納豆」もありました。

納豆も現時点では予防効果があるとした報告はないとのことで残念なことです。

 

しかし、これを機会に納豆ギライを克服したというブログやツイートも少なからずあり、納豆の売上アップに貢献した模様です。

(食品産業ニュースWEB  令和22月は納豆の売上アップ、新型コロナウイルスの影響か/KSP-SPレポート)

 

また、プロバイオティクス (乳酸菌・ビフィズス菌など) については効果があるというものと効果がないというものの二種類が存在している様子です。

「現時点ではインフルエンザなどに対して効果があるとする結果と、効果がないとする結果の両方が存在している。また、摂取する菌株や体調により効果は異なるので注意が必要である。」とされています。

 

もともと、乳酸菌などは、人によって効果が違ったりすることが知られています。

それは、人それぞれ腸内環境が違うから。

万人に同様の効果があるものではありません。

それも踏まえての結果なのでしょう。

 

プロバイオティクスの効果は、摂取する菌株や形体(ヨーグルトや飲料など)、摂取する人の体調、体質にも依存すると考えられます。

 

現時点では、インフルエンザやウイルス性呼吸器疾患に対して「プロバイオティクスが効く」といえる十分な情報は見当たりません。

新型コロナウイルス感染症に対して検討した論文も見当たりませんので、情報の拡大解釈にはご注意ください。

とまとめられますので、やはり、食品に頼るのではなく、衛生的な生活を送ることが大切なようです。

 

他にも「マヌカハニー」「水素水」「ビタミンD」「ビタミンC」「ニンニク」などが「現時点においてインフルエンザに対する予防効果を検討した報告は見当たらない」とされていますので、くれぐれもテレビやネットの情報にはご注意ください。

 

 

出典

国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 新型コロナウイルス感染予防によいと話題になっている食品・素材について (更新中)