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和食で体調を調整

 

みなさん夏バテなどをどう解消されていますか?

夏バテは、冷たいものの摂りすぎや栄養素不足が原因です。

そんなときこそ、健康的な食生活を支える栄養バランスの和食で体の不調を整えましょう。

 

 

 

 

米飯を中心にした「一汁三菜」が日本人の健康を支える

 

800年以上変わらない食事の基本形

「和食」は、健康的な食事スタイルとしても世界から注目を集めています。

「和食」の基本形は、「一汁三菜」と呼ばれ、「ご飯」と「汁」「香の物(漬物)」に、いくつかの「菜(おかず)」を添えたものです。

この基本形が出来上がったのは、平安時代末期と言われています。

日常食のご飯が白米ではなく、大根やいもを加えたかて飯、雑穀など地域によって内容差はあるものの、構成要素は常に変わらず現代まで長く継承されてきました。

この食べ方が何百年も続いたのは、簡単かつ合理的に献立を組めるからにほかなりません。

主食のご飯は、どんなおかずとも相性が良く、四季折々の食材を使った様々な料理に合わせることができます。

また、汁物が必ず添えられるのも、昔から豊かな水を食に活かしてきた日本人の感覚が生きていると言えます。

 

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ローカロリーで栄養バランスも良い

 

ご飯を主食として、魚介・肉類、野菜類に、だし、発酵調味料を組み合わせた「和食」は、栄養学的にみても、バランスの取りやすい食事です。

また、だしや発酵調味料によるうま味を上手に使うことで、肉類などの動物性油脂が無くても、満足感が得ることができ、ローカロリーな食事を容易に実現することができます。

近年では、日本人も脂質の摂り過ぎによる生活習慣病が問題化していますが、「和食」の基本形を守ることが、健康な食生活につながります。

 

和食の基本形

 

さらに詳しく

 

① 脂質がおさえられる

和食は動物性油脂を過度に使わず、だしや素材の持ち味を活かす調理(蒸す、焼く、生のまま)が多いので、カロリーを抑えることができます。

脂質やカロリーの摂り過ぎが原因で、発症する生活習慣病の予防にもつながります。

 

② 元気な腸をつくる

和食でよく使われる野菜、根菜、豆類、きのこ、海藻などには食物繊維がたっぷり含まれており、腸を刺激します。

ぜん動運動が活発になった腸内では、免疫細胞がどんどん作られます。

また、発酵食品にも腸内ケアの働きがあります。

例えば、ぬか漬けに含まれる乳酸菌は腸内の善玉菌を増やし、納豆の納豆菌は善玉菌のエサとなり、その働きを助けます。

こうした食材は、まさに日本人の整腸剤とも言えるでしょう。

そのため、和食離れが進めば、腸に良い食材も体に入ってきません。

腸内環境を整え、健康維持につなげるためにも、和食の良さをもう一度見直していきたいですね。

 

 

 

 

夏の暑さによる疲れを癒す和食

 

和食は低脂肪、高発酵、旬のものを用いるなど、腸や胃にもやさしい食事です。

夏バテは、腸など体内の不調に起因するもの。

胃腸に優しい和食を食べて、体を癒し回復を迎えましょう。

 

 

出典

農林水産省HP 和食文化の保護・継承 

専門職向け和食文化テキスト 「和 食育」 

 

佐藤祐造 医師

監修:佐藤祐造 医師

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名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長

 

ドクターがすすめる日々の健康管理法。

毎日の健康管理はヘルスライフで歩数を確認することから。