ズッキーニ

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最近イタリアンレストランでよく見かけるきゅうりのような野菜、ズッキーニ。

ちょっと苦かったりして苦手な方もいるようですが、実は、とても優れた栄養を持つ野菜なんです。

今回は、そんなズッキーニのご紹介です。

 

 

実はかぼちゃの仲間です

 

ズッキーニは、ウリ科カボチャ属の1年草です。

見た目はきゅうりに似ていますが、ペポかぼちゃの一種です。

しかし、一般的なかぼちゃと違って、果実が熟す前に収穫し、未熟な状態で食します。

また果実は、かぼちゃのようにツルからぶら下がるのではなく、太い主茎から伸びています。

種類は、きゅうりのように細長い形をしたものや、かぼちゃのように丸い形をしたものがあります。

また色も、一般的な緑色から皮が柔らかい黄色などがあります。

 

 

 

 

ズッキーニの歴史

 

原産地は、北アメリカ南部からメキシコ地域といわれています。

その後ヨーロッパに渡って栽培が始まり、特に南フランスやイタリアにかけて広く普及したようです。

日本での歴史はまだ浅く、アメリカから輸入されたものが、新野菜として1980年頃から広まりました。

 

ズッキーニ

 

 

日本での主な産地

 

ズッキーニの消費は年々増加しており、国内での生産量も増加しています。

 

平成12年産では1,384トンでしたが、平成24年産は6,126トン

(出典:農林水産省、地域特産野菜生産状況調査)と12年間で4倍に増加しました。

 

主な産地とその収穫量(平成24年産)は、長野県が2,243トン(全体の37%)、

宮崎県が1,605トン(同26%)、群馬県が796トン(13%)となっています。

 

 

ズッキーニの栄養

 

かぼちゃの一種であるズッキーニは、完熟したかぼちゃに比べると、糖類及びデンプンが少なく低カロリーが特徴です。

 

栄養素は、体内のナトリウム排泄に関わるカリウム、

疲労回復や抗酸化作用があるビタミン類(ビタミンC、β-カロテン及び葉酸など)が含まれています。

 

ズッキーニやキュウリ、スイカなどのウリ科植物には、「ククルビタシン」といわれる苦味成分が含まれています。

通常、その含有量は少ないのですが、まれに含有量が多く苦味や渋みが強いものがあります。

そういったものを食すると下痢やおう吐、腹痛を起こすことがありますので、苦くないか確認してから調理を行いましょう。

万が一、通常ではない苦味を感じるような場合は、食べずに捨てましょう。

加熱処理しても成分は変わらないため、強い苦味を感じる場合は廃棄することが大事です。

 

なお、同じウリ科のゴーヤ(ニガウリ)も苦味がありますが、

これは「モモルデシン」という成分で、食べても下痢や腹痛を起こすことはありません。

 

 

 

 

おいしく召し上がるには

 

ズッキーニ

 

生でも食べられますが、加熱調理して食べることが一般的です。

特に油との相性が良く、ズッキーニに含まれているβカロテンが吸収されやすくなります。

フライや天ぷらなどの揚げ物はもちろん、煮込み料理に使う場合でも、軽く油で炒めてから煮込むと良いでしょう。

素材自体にくせがなく、さまざまな料理に利用できます。

 

 

佐藤祐造 医師

監修:佐藤祐造 医師

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名古屋大学名誉教授・健康評価施設査定理事長

 

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